暑い夏があっという間に過ぎ去り、季節はすっかり秋になりました。
山形ではこれからますます寒くなり、気付いた頃にはまた雪の季節がやってきます。。。
この記事を読んでくださっている方は「雪止め」に関して、何かしらの検討をされている方だと思いますので、最後までお付き合いいただき、ご参考頂けましたら幸いです。
標準装備の雪止め
新築施工をした際には、ほぼ標準で、上の画像や下の画像のような雪を止める金具が装着されます。
これがストッパーとなり、降り積もった雪が雪崩のように一気に下に落ちるのを防いでくれます。
落雪による被害
屋根に積もってから、時間が経過した雪は相当の硬さと重量があります。
それがもし、人に落ちてきたら…、隣の家のカーポートに落ちたら…、考えただけでもゾッとします。
実は、この落雪は標準装備の雪止めだけでは完全に防ぐことが出来ないのです。
「雪庇」による被害
上の画像は「雪庇」と書いて「せっぴ」と読む状態です。
雪山では強風の影響でせり出し、自重に負けて崩落するまで際限なく大きくなるため、誤って踏み抜いてしまうと落下の恐れがあるとても危険な現象です。
この雪庇が屋根にもたらす被害は様々で以下のものが挙げられます。
- 落雪
- 軒先の折れ
- 溶けた雪による雨漏り被害
こまめに軒先をつついて落とす、という手段も考えられなくはありませんが、二階の屋根から自身が落下する危険があるのでおすすめは出来ません。
軒先用の雪止め
前置きが長くなりましたが、それらの被害から、屋根を守ってくれる雪止めをご紹介します。
各社から様々な商品が発売されていますが、本記事では一括りに「スノーストップ」と呼ばせて頂きます。
多く出回っているものは、幅約900mmの製品を横一列に軒先に配置した、このようなスノーストップです。
もし、これでは家の美観がちょっと・・・という方のために、もう少しスタイリッシュな商品も販売されています。
こちらのスノーストップは見た目以外にも、錆びずに長持ちする特徴がありますので、非常におすすめです。
雪止めのまとめ
落雪の被害が起きてからでは、後悔してもしきれません。
そうなる前に屋根の雪止め設置をご検討されてはいかがでしょうか?
スノーストップは、ホームセンターでも購入出来るので、装備と道具があれば、ご自身で取り付けることも可能です。
しかし、何度も申し上げますが、高所の作業には危険が伴います。
少しでも不安を感じるようであれば、屋根のプロである当社にお任せください。
ここで紹介したスノーストップ以外にも様々な提案が可能です。
お気軽にお問い合わせください。