【屋根の雪止め対策はお済ですか?】落雪防止ネットを種類ごとにご紹介します

季節の進行は早いもので、もう10月です。
あと2ヶ月もすると、また雪の季節がやってきます。

以前の記事で軒先雪止めについてご紹介しましたが、この記事ではその中の「落雪防止ネット」について詳しく記載していきます。

落雪防止ネットとは

写真のように、屋根の軒先に設置するものを「落雪防止ネット」と言います。

山形では、商品名にちなんで「ストップオーケー」と呼ばれたり、「スノーネット」という名称で呼ばれることもあります。

先端(軒先側)の網状の部分で雪を受け止めることにより、落雪を防いでくれます。

それと同時に、ポリカーボネート製の波型の部材の上と下に隙間が出来る事により、融けた雪を雨樋に向けてスムーズに排出してくれる効果があります。

現在、設置する家屋も増えてきましたが、隣家の駐車場歩道に落雪の危険がある屋根で、未設置の場合は、トラブルが起きる前に設置を検討されることをおすすめします。

落雪防止ネットの種類

最も安価なものは鉄製のフレームに塗装が施されているものです。

雪止めの効果は十分ですので、費用を抑えたい方には最適です。

しかし、欠点もあります。

それは、鉄製ゆえに、いつかは錆びてしまう事です。

そのため、新築住宅などでは、耐久性に優れたステンレス製の製品が向いています。

ステンレス製だからと言って、ピカピカしているわけではなく、その上に黒などで塗装されているものが一般的です。

設置をご検討の方は、当社にご連絡を頂戴する際に「鉄製」か「ステンレス製」かをご指定下さい。

上記ふたつの「落雪防止ネット」は下から見上げた際に、結構目立つため、美観を気にされる方向けに、最近では各社から様々な製品が登場しています。

画像のような高耐久の材料を使用したネットがそのひとつです。

樹脂製でありながらメーカー算定地では、30年以上の耐久年数を公表しています。

どのネットを選べば良いのか

形の違いはあれど、落雪防止ネットは大きく分けてここまでご紹介した「鉄製」「ステンレス製」「樹脂製」の3つです。

そのすべてに一長一短ありますので、一概に「これを付けてください」と言い切れないのが現状です。

  • 鉄製:コストを抑える
  • ステンレス製:耐久年数を重視する
  • 樹脂製:美観を重視する

この観点で考えて頂いて問題ないと思います。

まとめ

落雪対策をまだされていない方は、早めの検討をおすすめします。

雪が降ってからでは、早期対応が困難になる可能性もあります。

ご検討中の方は、当社までお気軽にご相談下さい。

無料でお見積りをさせて頂きます。

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