【職人の道具をご紹介】釘を打つだけではない「板金ハンマー」について

今回で3回目となる「職人の道具をご紹介」の記事ですが、前2回と合わせた三工具が、板金職人のメインとなる三種の神器と言っても過言ではありません。

ハサミ

ツカミ

今回の記事では「板金ハンマー」についてご紹介します。

タイトルにもある通り、板金職人は「釘を打つ」ことはもちろん、それ以外の作業の際にもハンマー用いて、器用に使いこなしていきます。

腕の見せ所とも言えるハンマーの使い方をご覧いただけたら幸いです。

板金ハンマーとは

「株式会社盛光」様ホームページより引用

一般的に、ハンマー・金槌・トンカチと言うと、両側が丸くなっていて、平らな面で釘などを打ち付ける形状をイメージされるかと思います。

板金ハンマーは基本的に、両側の形状が異なります。
特徴としては片側が先細った形状になっています。

これらを使い分けて、細かい加工などを行います。

ハンマーテクニックをご紹介

上記動画は、当社代表取締役である柴田が、折板ラジアル用のケラバ包みを加工している様子です。

折板ラジアルとは以下のようなR状の屋根を指します。

ケラバ包みとは、その両端面の化粧目隠しとお考え下さい。

動画では、細かくハンマーやそれ以外の工具を使い分けています。

真っすぐな鉄板を思い通りのR形状に変形させるためには、豊富な経験と、絶妙な力加減が要求されるため、見た目以上に高度な技術力を要します。

電動工具の「ハンマー」

カラー釘用

だいぶ年季の入った工具の画像ですが、「ポケガン」という愛称で呼ばれています。
主に、短い釘用に使います。

板金仕事において、屋根などの色に合わせたカラー釘を使用する機会がよくあります。

その際、通常のハンマーで打ち付けると、釘頭の塗装が剥がれてしまう事があります。

ポケガンを使用すると、その心配が無い上に作業効率も上がるため、欠かすことの出来ないアイテムとなっています。

長めの釘用

こちらは、特に愛称などはありませんが「エア釘打ち機」という名称です。

ポケガンと比較して、さらに長い釘などに使用します。

屋根材を木の下地に打ち付ける際に使用するものですが、手で使用するハンマーよりもはるかに作業効率がアップします。

ビス打ち用

その他にも、ビスを打つための「高圧エアビス打ち機」というものもあります。

このように板金業界では、作業の速さや仕事の内容によって、どんどん電動工具を取り入れる傾向にあります。

まとめ

板金職人の三種の神器の1つ「ハンマー」についてご紹介しました。

電動工具の便利さもご紹介しましたが、この先、工具が如何に進化したとしても、手で使用する板金ハンマーが無くなることはないと思います。

それほどに、板金職人には機械には不可能な繊細さと臨機応変さが要求されます。

当社の職人は、手前味噌ですが、どこに出しても恥ずかしくないプロ集団です。

経験と技術力は間違いなく保証いたしますので、屋根・外壁・雨樋に関する、お困りごとや悩みがある方は、お気軽に当社までご連絡をお待ちしております。

【職人の道具をご紹介】一般には馴染みのない道具ですが、板金には必要な「ツカミ(掴み)」について

以前の記事で、板金職人が使うハサミについてご紹介しました。

ハサミと言えば、どなたでも形の想像が付くと思いますし、板金工具として使うのであれば鉄板を切るんだろうなとイメージが湧きやすいかと思います。

今回はハサミと同等くらいに重要な板金工具である「ツカミ」についてご紹介します。

名前からは形状が想像しづらい、一般にはあまり馴染みのないものではありますが、本記事の最後では、ご家庭での簡単な板金補修時の使い方などもご紹介させて頂きますので、最後までお付き合い頂けたら幸いです。

ツカミとは

「株式会社盛光」様ホームページより引用

上記画像の通り、様々なサイズラインナップがある「ツカミ」ですが、掴箸(つかみはし)などと呼ばれることもあります。

また、上記は先端が丸くなっていますが、平掴みと呼ばれる、先端が真っすぐな形状のものも存在します。

名前にある通り、鉄板を掴むために存在する道具ではありますが、使い道は様々で、本当に優秀な板金工具です。

「ツカミ」の使い方

まず、大前提として、建築板金で扱う鉄板の厚さは0.35mm程度のものから、厚くても0.8mm程度のものを使用します。

1mmにも満たない厚さの鉄板ですが、手で曲げたり、綺麗に折り目を付けたりすることはまず不可能なほど硬いです。

この点を補ってくれる道具が「ツカミ」です。

曲げる

建築板金に置いて「鉄板を曲げる」と言う作業は、全行程の中でもかなりの割合を占めるほど、登場します。

また、大きく長く曲げる箇所や、小さく少しだけ曲げる箇所など、多くのシチュエーションが存在します。

これらに対応するために「ツカミ」は様々な形状やサイズがある訳です。

合わせる

「合わせる」という言い方をしてしまうと、少し語弊があるかもしれませんが「鉄板同士をくっつける」作業時にもツカミが大活躍します。

というのも、屋根などを施工する際、鉄板の重なる部分は、水が浸入しづらい形に鉄板同士をくっるけるのが一般的です。

強力なノリのようなものや、ボルトなどで固定することもありますが、その場合も基本的には鉄板同士を合わせます。

つぶす

「曲げる」「合わせる」などの工程の後、最後にその部分をつぶす作業があります。

「潰す」と言うと悪いことのように聞こえるかもしれませんが、水の浸入を防いだり、施工箇所を長持ちさせるための大切な工程です。

このように「ツカミ」という道具には、たくさんの使い方が存在します。

電動工具の「ツカミ」

エアーベンダーと呼ばれる電動工具は、ツカミの役割を電動で行ってくれる優れものです。

ここまでご紹介した実際に手で使用するツカミと比較して、以下のようなメリットがあります。

  • 仕上がりが綺麗
  • 作業スピードが速い
  • 強力なので、厚さのある鉄板にも向いている

その他にも、ヘッドを交換することで、様々なタイプの屋根形状に対応し、使用することができます。

良いこと尽くめのエアーベンダーですが、狭い箇所や、細かい作業は、やはり人力に軍配が上がります。

我々板金職人は、これらの工具を適材適所で使い分け、お客様の屋根を最適に施工させて頂いております。

ご家庭での「ツカミ」の使用方法

雪害などによって、曲がったり、外れてしまった雨樋の簡単な補修に、ツカミは最適です。

縦樋(屋根から雨水を地面に向かって流す縦に伸びる雨樋)が外れてしまった箇所などを、もう一度はめ直し、ツカミで軽く挿し口を締めてあげることで、ご自身でも補修できてしまう場合があります。

補修する場合は、金属製の雨樋に限りますし、必ずしも補修できるわけではありません。

もし、ご自身の手に負えないような箇所の修理は、ぜひ、当社にお任せください。

2021年~2022年にかけて、山形は稀に見る大雪に見舞われました。
多くの住宅の屋根で被害に遭われた報告を耳にします。

そのような方々が安心して住まうことの出来るよう、全力で、施工・修理を実施させて頂きます。

山形の大雪による「雪害」や「軒折れ」でお困りの方へ

昨年末から今年、2022年にかけて山形では、記録的な大雪となりました。

山形市内では平年の4倍もの積雪を観測しており、10年ぶりに積雪量が80cm超える大雪に見舞われました。

当社にも、大雪による「雪害」や「軒折れ」の被害に遭われた方から、多数お問合わせを頂戴している状況でございます。

この記事では、屋根の被害に遭われてしまった方向けに、業者選びの参考としていただける内容を記載させて頂きます。

「軒折れ」の被害について

「軒折れ」とは、その名の通り、雪の重みに耐えきれなくなった軒先が、折れてしまう事です。

寒い日が続いた今年は、屋根に積もった雪がなかなか溶けず、水分によって、どんどん重くなってしまったことで、このような「軒折れ」が多発しています。

写真をご覧いただくと分かる通り、軒先だけでなく、窓が割れるなど、その被害は甚大です。

屋根のことはプロである板金工事店へ

被害に遭われた方は、まず「誰に修理を依頼すればいいか」悩まれると思います。

リフォーム会社や、塗装業者に依頼するのも、手段の一つだと思います。

しかし、軒折れ等の雪害の修理では欠かせない大切なことがふたつあります。

  • 迅速な対応
  • 既存家屋へのダメージの軽減

これらの要素を加味して、当社では、まず最優先に応急処置を施し、既存の家屋を守ります。

ブルーシートをただ被せるだけではなく、板金工事店ならではの観点で、水の進入を防ぐ的確な養生を行います。

お困りの方は、お見積り時に費用は一切発生しませんので、まずはお問合わせ下さい。

「適切価格のお見積り」と「雪害保険にも対応」

雪害の修理に掛かる費用に対して、住宅の火災保険で補償されるか、というもの重要なポイントのひとつだと思います。

保険の適用に関しては、昨今、様々な問題があります。

そのひとつが「高額な見積もり」と「不要な(施工・設備)内容」によって、保険が適用されない、という事態です。

その点でも当社は、山形県知事許可のもと、板金工事業を営ませて頂いておりますので、ご安心頂けます。

必要な修理箇所に対して、適切な価格でお見積りさせて頂きます。

まとめ

近年稀にみる大雪の影響で「雪害」や「軒折れ」の被害に遭われた方に対し、当社で出来る事は、可能な限り迅速に対応し、1日でも早く、安心して住まうことの出来る屋根に修理することと考えております。

お困りの方は、板金工事のプロである、建板工業株式会社にお問合わせください。

【職人の道具をご紹介】板金工具の要!「ハサミ(鋏)」について

板金職人である我々は「屋根」「外壁」「雨樋」などの施工時に、様々な工具を使用します。

全てをご紹介するとキリがありませんので、この記事では、重要な「ハサミ」についてご紹介させて頂きます。

昔ながらの「ハサミ」から、進化した「電動工具」まで、メリットなども踏まえて、記載しますので、宜しければ最後までご覧ください。

板金職人とは

板金職人の腕の見せ所と言っても過言ではない仕事の一つが、ハサミによる作業です。

薄い鉄板を思い通りの形状に切断して、施工出来るかどうかは、住宅の屋根の寿命に直結するほど重要です。

家庭で使用する、文具ハサミやキッチンバサミなどとは、力の加減や持ち方も全く異なる、工具独特のくせがあります。

そのため、我々職人は日々鍛錬を欠かしません。

「柳刃」ハサミ

「やなぎば」という読み方をするハサミですが、職人は愛着を込めて「やなぎっぱ」などと呼ぶこともあります。

こちらのハサミは、言い換えると「万能ハサミ」です。

あらゆる箇所の切断に使用します。

高価な物から、比較的安価なものまで市場にはありますが、鉄素材のみのものは、経年劣化で曲がりが生じてしまいがちです。

そのため、近年は「ハイス鋼」と呼ばれる、非常に硬い鉄鋼材料を使用したハサミが主流となってきています。

板金職人の第一歩は、この「柳刃を自在に使えるようになること」と言ってもいいほどです。

では、柳刃さえあればいいかと言うと、そうではないところが、板金工具の奥が深いところです。

「エグリ」ハサミ

柳刃と比較して、刃が小さいこちらのハサミは「エグリ」と呼ばれています。

何やら物騒な名前ではありますが、細工切断が得意です。

特に、2~7cm(20~70Φ)程度の直径の円の切断時に大活躍します。

具体的な施工箇所は、雨樋の落とし口や、壁の配管が通る部分となります。

最終的には、人目に付かない切断箇所ではありますが、当社では、見える見えないに関わらず、一切手を抜かずに施工させて頂いております。

「縦切」ハサミ

「たてきり」というこちらのハサミは、長い直線の切断を得意としています。

鉄板の直線切断は、真っすぐに切ることは当然ですが、力加減がとても大切です。

力加減を誤ると、鉄板がうねって波状に見えてしまい、不格好になってしまいます。

どのハサミも日々の鍛錬と積み重ねが大切です。

電動工具

先にご紹介した縦切は「長い直線の切断が得意」とお伝えしましたが、人間の握力には限界があるため、切断距離が長いほど難易度が上がります。

そこで活躍するのが「電動シャー」と呼ばれる工具です。

切断精度が抜群であるだけでなく、手作業に比べてスピードが大幅にアップします。

作業効率を考えると、電動工具は今や必須アイテムと言えます。

「手動ハサミ」と「電動工具」の違い

電動工具が便利で、作業効率がいいからと言って、手動のハサミが不要かと言うと、全くそんなことはありません。

細かい作業や、特に見た目が重要な箇所の施工は、ハサミによる手作業が最も優れています。

この先、工具が如何に進化したとしても、手動のハサミがなくなることは無いのではないかと思っています。

まとめ

板金工具の要であるハサミをご紹介しました。

他にも、サイズ違いや、様々な形状・用途のハサミがあります。

それらを適材適所で使いこなすことによって、お客様が安心して暮らすことのできる住宅の「屋根」や「外壁」を施工させて頂いております。

工具を大切にし、鍛錬を欠かさないことも、職人にとっては重要であると考えます。

そのため、手前みそではございますが、当社の職人は皆が一人前と自負しております。

ご自宅の「雪止めの設置」「雨樋の破損」など、お困りごとがございましたら、お気軽にご相談いただけましたら幸いです。

【2022年新年のご挨拶】雪害による「軒折れ」と「雨樋の破損」にご注意ください

明けましておめでとうございます。
(すでに1月11日ですが・・・)

本年も、建板工業株式会社を宜しくお願い致します。

さて、今年の山形は昨年末から雪が積もり始め、年が明けてもなお、少し融けては、また降り積もり、例年に比べて雪かきの頻度が多くなっているのが現状です。

屋根の雪降ろし

駐車場や、人が歩く場所を雪かきするだけでも大変ではありますが、画像のように軒折れてしまう前に、屋根にも目を向けてあげてください。

降り積もった雪が、日の差す日中に融け、次第に軒先から張り出してきます。

この張り出した状態を雪庇(せっぴ)と言いますが、長めのスコップなどで少し突いて落としてあげるだけでも、被害を防ぐためには十分効果的です。

ただ、屋根に積もった雪は想像以上に固くなっているので、自分に落ちてこない立ち位置を考慮しながら落とすことを忘れないで頂きたいです。

雪庇を防ぐために

山形市内は豪雪地帯ではないため、雪庇防止として、軒先雪止め金具の設置をおすすめします。

詳しくは以下の記事をご覧いただけましたら幸いです。

雪害による雨樋の破損

積雪は雨樋に対しても被害を及ぼします。

当社では、再発防止のために雨樋の固定具に強化金具を使用しています。

また、元の釘穴から軒先への水の進入を防ぐためのコーキングによるケアも丁寧に行わせて頂いております。

当社の雨樋施工の様子は以下をご覧いただけましたら幸いです。

まとめ

2022年は積雪が多いスタートとなりました。

これまでの経験上、今年は雪の被害が多く出そうな予感がします。

雪害を未然に予防できることが最善ではありますが、万が一「軒折れ」や「雨樋が破損」してしまったという方は、まずは当社にご相談下さい。

無料で現地調査、見積もりを行った上で最適な施工を実施させて頂きます。

2021年の山形の板金業界について振り返ります

コロナ禍二年目の2021年、板金業界は激動の一年でした。

施主様、取引先様のおかげもあり、当社もせわしく年末を迎えることとなりました。

感謝の気持ちと今後の抱負を踏まえて、2021年を振り返った内容を記載していこうと思います。

お仕事の多い一年でした

コロナ禍という事で、需要が落ち込むことも想定していましたが、予想に反して多くの施工を実施させて頂きました。

理由は様々ですが、コロナ以前から計画のあった事業や、新築住宅施工が着工したことによって山形の板金業界は、てんてこ舞いに盛り上がりました。

材料不足に悩まされました

海外の需要過多によって木材が品薄となる「ウッドショック」の影響に悩まされました。

特にコンパネと呼ばれる合板材が不足し頭を抱えました。

しかし、ウッドショックの影響はマイナスの要素だけでなく、プラスの要素ももたらしました。

とある方にお聞きした話ですが、それらの材料不足のニュースが刺激となり、住宅の購入に拍車をかけたようです。

鋼板価格の大幅値上げ

板金業界の要は、一にも二にも鉄の鋼板です。

その鋼板が大幅に値上がりしました。

  • 原油など原材料価格の高騰
  • 高炉(鉄の製造所)の稼働台数不足
  • 海外の需要過多による日本国内の材料不足

など、様々な理由があるようですが、材料の値上げは本当に頭の痛い問題です。

当社では、取引先各位の企業努力のおかげで、どうにか値上げに対応した業務を行うことが出来ております。

今後の抱負

まだコロナが完全に終息したわけではないので、今後の動向は予測できません。

世界の鋼材需要がさらに増加して、価格がますます増加するかもしれません。

もしくは、原材料価格が下がり、鋼板価格も下落するかもしれません。

その中で、当社では従来通り、一人でも多くのお客様にご満足いただけるお仕事をさせて頂くのみです。

お客様あっての当社ですので、何かお困りのことがございましたら、お気軽にお問合わせをお待ちしております。

【雨樋に溜まった落ち葉】放っておいて雨樋がダメになってしまう前に対策を講じましょう

早いもので11月、今年も残りわずかとなりました。
市街地ではまだ積雪はないものの、そこら中に落ち葉が舞う季節です。

駐車場や家の前に溜まった落ち葉は、ほうきなどで片付けをすると思いますが、屋根(特に雨樋)の落ち葉を片付けているという方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?

実は雨樋に溜まった落ち葉は、かなり厄介です。
最悪の場合、雨樋を全交換という事にもなり兼ねません。

この記事では、溜まった落ち葉がもたらす「悪影響」と「解決策」について、ご紹介していきます。

溜まった落ち葉はどうなるのか

まず、屋根に乗ってしまった落ち葉の一部は、風によって飛ばされ地面に落ちます。

残ってしまった落ち葉は、雨の日などに一気に雨樋の中に溜まっていきます。

一度溜まってしまった落ち葉のほとんどは排出されず、留まってしまいます。

そして、いずれ朽ち果て、腐り、こびりついた泥のようになって雨樋に蓄積されていきます。

落ち葉が排出されない理由

写真を見て頂くと分かる通り、雨樋というものは屋根からの雨水を滞りなく受け止めるために、地面とほぼ垂直に取り付けします。

取り付けの際、我々のような板金施工業者が、水が流れ、排水される角度(傾き)に調整して施工します。

その傾きが「水は流れるが落ち葉を押し出すほどではない」という絶妙なものとなっています。

その程度の傾きにする理由は、木造建築の構造によるものと言う理由の他に、美観を損ねないため、というものもあります。

雨樋に溜まった「汚れ」が及ぼす影響

落ち葉が泥などの汚れとなり、留まってしまう事で、その部分は常時湿っているような状態になってしまいます。

そして、それらが壁の役割を果たし、雨が降った際にも下に排出されず、次第にダムのようになっていってしまいます。

鉄製の雨樋にとって、水がたまり続けることは致命的です。
最悪の場合、写真のように腐食し、錆びて穴が開いてしまいます。

写真ほどの穴が開いていなくても、ちょっとした亀裂からでも、水は下に垂れ落ちてしまいます。

さらに、そういった箇所には「つらら」も出来やすくなるため、雨樋を悪い方へ、どんどん導いてしまいます。

一度、ご自宅の雨樋をご確認されることをおすすめします。

雨樋を守るために出来ること

最も効果的な手段は「定期的な清掃」です。

屋根に上ったり、ハシゴを掛けての作業は危険を伴うので、ご自身で行うことは推奨出来ませんが、定期的(最低でも半年に一回)に雨樋のゴミを取り除き、要らなくなったタオルなどで泥を拭きとるというのが、雨樋を長持ちさせる秘訣です。

もしくは、新品の雨樋取り付け直後に、画像のような「落葉よけネット」を設置することも効果があります。

一見、ただの網ですが、落ち葉などの大きなゴミをネットの上部に留め、水のみを雨樋に流す効果があります。

ネットの上部に溜まった落ち葉は、次第に乾燥し、そのうち地面に落下します。

落葉よけネットは高価なものではありませんし、設置するのとしないのとでは、歴然の差が出るため、非常におすすめです。

まとめ

ここまでお伝えさせて頂きました通り、秋の季節は「たかが落葉、されど落葉」です。

大切なご自宅を少しでも長持ちさせるために、雪が降る前に一度雨樋の確認をされてみてはいかがでしょうか?

当社は「屋根・外壁・雨樋」のプロフェッショナルですので、適切な施工や、方法をご提案させて頂きます。

気になる点がありましたら、お気軽にご連絡をお待ちしております。

【屋根の雪止め対策はお済ですか?】落雪防止ネットを種類ごとにご紹介します

季節の進行は早いもので、もう10月です。
あと2ヶ月もすると、また雪の季節がやってきます。

以前の記事で軒先雪止めについてご紹介しましたが、この記事ではその中の「落雪防止ネット」について詳しく記載していきます。

落雪防止ネットとは

写真のように、屋根の軒先に設置するものを「落雪防止ネット」と言います。

山形では、商品名にちなんで「ストップオーケー」と呼ばれたり、「スノーネット」という名称で呼ばれることもあります。

先端(軒先側)の網状の部分で雪を受け止めることにより、落雪を防いでくれます。

それと同時に、ポリカーボネート製の波型の部材の上と下に隙間が出来る事により、融けた雪を雨樋に向けてスムーズに排出してくれる効果があります。

現在、設置する家屋も増えてきましたが、隣家の駐車場歩道に落雪の危険がある屋根で、未設置の場合は、トラブルが起きる前に設置を検討されることをおすすめします。

落雪防止ネットの種類

最も安価なものは鉄製のフレームに塗装が施されているものです。

雪止めの効果は十分ですので、費用を抑えたい方には最適です。

しかし、欠点もあります。

それは、鉄製ゆえに、いつかは錆びてしまう事です。

そのため、新築住宅などでは、耐久性に優れたステンレス製の製品が向いています。

ステンレス製だからと言って、ピカピカしているわけではなく、その上に黒などで塗装されているものが一般的です。

設置をご検討の方は、当社にご連絡を頂戴する際に「鉄製」か「ステンレス製」かをご指定下さい。

上記ふたつの「落雪防止ネット」は下から見上げた際に、結構目立つため、美観を気にされる方向けに、最近では各社から様々な製品が登場しています。

画像のような高耐久の材料を使用したネットがそのひとつです。

樹脂製でありながらメーカー算定地では、30年以上の耐久年数を公表しています。

どのネットを選べば良いのか

形の違いはあれど、落雪防止ネットは大きく分けてここまでご紹介した「鉄製」「ステンレス製」「樹脂製」の3つです。

そのすべてに一長一短ありますので、一概に「これを付けてください」と言い切れないのが現状です。

  • 鉄製:コストを抑える
  • ステンレス製:耐久年数を重視する
  • 樹脂製:美観を重視する

この観点で考えて頂いて問題ないと思います。

まとめ

落雪対策をまだされていない方は、早めの検討をおすすめします。

雪が降ってからでは、早期対応が困難になる可能性もあります。

ご検討中の方は、当社までお気軽にご相談下さい。

無料でお見積りをさせて頂きます。

【仕入先をご紹介】金属屋根・屋根材・壁材メーカー「株式会社セキノ興産」様について

この記事では当社が仕入れをさせて頂いている、株式会社セキノ興産様についてご紹介したいと思います。

「株式会社セキノ興産」とは

富山県に本社を置き、昭和13年創業から80年以上の歴史を誇る、屋根材・外壁材など建築資材の大手メーカーです。

山形県内には「山形店」「酒田店」「米沢店」「新庄店」の4販売店があり、当社では山形市蔵王松ヶ丘に工場を構える「山形店」様とお取り引きさせて頂いております。

セキノ興産の強み

最大の強みは、自社のオリジナル製品の豊富さだと思います。

その数は、この記事では紹介しきれないほどですので、ご興味がある方はセキノ興産ホームページ製品情報をご確認下さい。

製品が豊富という事は、我々施工業者はお客様(施主様)のあらゆるニーズにお応えできることに繋がります。

ハウスメーカー様からお仕事を戴く際にも「セキノの~~~指定」など、材料指定の工事を行うこともしばしばです。

しかし、セキノ興産さんの強みはそれだけではありません。

大手企業らしからぬ、営業マンの親しみやすさと、フットワークの軽さです。

現場が慌ただしくなると、無理な注文をしてしまう事もないとは言えません。

その際に、嫌な顔をせず要望に応えてもらえるのは、本当に心強いです。

板金メイト

板金業に携わっている以外の方には、あまり知られていないと思いますが「屋根」や「外壁」に関する、お見積りや材料の割り出しは意外と手間のかかる事務作業です。

その作業を軽減してくれるのが「板金メイト」というセキノ興産オリジナルのソフトです。

慣れるまでは少し操作が面倒ですが、慣れてしまえば電卓を叩く作業には戻れないほど、重宝しています。

まとめ

以上のように、セキノ興産様では、エンドユーザー向けの豊富な製品と、当社のような業者向けのソフト開発まで、幅広い取り扱いがあります。

もし、セキノ興産のホームぺージをご覧になって「この屋根いいかも」と思った方がいらっしゃいましたら、お気軽に当社に施工のお問合わせをお待ちしております。

最良の価格と最善のご提案をさせて頂きます。

当社の機械設備の加工性能をご紹介します

建板工業株式会社では、箱物(はこもの)と呼ばれる、いわゆる大型物件の板金施工も請け負わせて頂いております。

一般住宅の場合、使用する鉄板の厚さは0.35mmを中心に、厚くても0.4mm程度ですが、大型物件の場合、倍の0.8mmという厚さの鉄板も使用するため、これまで使用してきた加工機械にだいぶ負荷が掛かり、無理をさせている状態でした。

そこで、厚物の鉄板にも耐えうる性能を持つ機械を導入することにしました。

4500mmのベンダー(折り曲げ機)

4500mmとは鉄板の長さを指します。

加工した製品を「役物」と呼びますが、長さのある役物を使用することで、継ぎ目の少ない綺麗な見た目に施工することが出来るメリットがあります。

また、鉄板の厚さも3.6mmというかなり厚めのものまで、折り曲げるパワーを兼ね備えています。

写真は、機械の裏側を撮影したものですが、強靭なフレームに支えられていることで、鉄板の厚さに負けない仕様になっています。

厚さ1mmのヘミング曲げ

ヘミング曲げとは、一度折り曲げた鉄板を再度押しつぶす加工を指します。

画像の鉄板は0.35mmですが、当設備は1mmの厚さの鉄板でこの加工が可能です。

山形ではヘミング曲げのことは「アザ折り」と呼ばれることが多いですが、「切れ端の安全性を得る」「折り曲げ重ねることで強度を確保」「外観の見た目を良くする」と言った目的で、無くてはならない加工の一つです。

コの字型の加工

写真の加工は手前の部分が20mm、真ん中の空洞部分が10mmの長さで加工しています。

通常の機械では、刃の形状から「10mmx10mm」など、同じ長さでしか加工が出来ないのですが、弊社の機械は特殊な刃形状から、このような加工が可能となっております。

外壁の「水切」と呼ばれる役物に使用されることが多いです。

複雑な加工は建板工業にお任せください

当社の加工技術を、業者様向けにも提供させて頂いております。

  • 自社設備ではスペック不足
  • 多忙で加工にまで手が回らない
  • 特殊形状の加工が困難

など、理由は問いませんので、まずはお気軽にご相談下さい。

ヒアリング後に最適価格でご提供させて頂きます。

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