【もうすぐ雪の季節が到来します】おうちの屋根、冬の準備は大丈夫ですか?

早いもので、11月も半ばに差し掛かろうとしています。
一日ごとに、日が短くなっています。

まだ冬を感じさせる寒さではありませんが、着実に気温も下がってきています。

今年は暖冬かも?という話もありますが、どうなのでしょう・・。

屋根や雨樋にとって「雪」や「寒さ」は天敵です。
この機会にご自宅の屋根が、万全に冬を迎えられるかチェックされてみてはいかがでしょうか?

雪止めは外れていませんか?

一般的に雪止め金具は、屋根に締め込むか、釘やビスなどで固定されているかのいずれかです。

そこにアングルと呼ばれるL字型の鉄をはめ込むことで、軒先に雪が行き過ぎないようにせき止める役割をしています。

さらに軒先部分には、雪止めネットを取り付けることで、一階の屋根や、カーポート、人の通り道に落雪が起こらないようにしています。

雪止めの詳細につきましては、以前の記事でご紹介しています。

これらを設置しているお宅でも、100%安心はできません。
以下の点を、ぜひご確認ください。

  • 雪止めネットが、取れ掛かっていませんか?
  • 雪止めアングルは折れていませんか?
  • 雪止め金具は外れていませんか?

全てを確認するのは難しいかもしれませんので、もし違和感を感じる箇所がありましたら、お気軽に当社にご相談下さい。

雨樋に異常はありませんか?

少し分かりづらいですが、上記の写真は、軒先の雨樋に穴が開いてしまっています。

元々の原因は、落ち葉などが溜まり、それが腐り、泥のようになったところが、慢性的に湿った状態を保つために雨樋(鉄)が腐食することで、穴が開いてしまいます。

穴の部分は水が直接滴るため、大きなつららが出来るので危険です。
この状態になってしまったら、応急処置ではなく、交換をオススメします。

「穴は開いていないが落ち葉が溜まっている」場合は、掃除をして取り除いてあげるだけでも効果があります。

続いて、こちらは、軒先の雨樋から地面や側溝に向けて水を排水する縦樋と呼ばれる部材です。

写真のように、一部が潰れている場合は要注意です。
雪解けの水が内部的に凍ってしまい、排水に支障をきたしてしまいます。

うまく排水できずに、軒先の雨樋から溢れてしまったり、そのまま凍って、氷が落下してくる可能性もあるため、大変危険です。

まとめ

「雪止め」と「雨樋」の危険チェックについて、ご紹介させて頂きました。

雪は想像以上の重量をはじめ、様々な危険の可能性を持っています。

事故が起こるのは一瞬です。
起こってから後悔するのではなく、ぜひ、目視などのセルフメンテナンスをおすすめします。

その際、危険な作業はご自身ではなさらず、専門業者に依頼するようにしてください。
(ケガをしては元も子もありません)

当社では、冬に備えた最適なご提案をさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

山形の雪に備えて屋根の軒先雪止め設置を検討中の方へ

暑い夏があっという間に過ぎ去り、季節はすっかり秋になりました。

山形ではこれからますます寒くなり、気付いた頃にはまた雪の季節がやってきます。。。

この記事を読んでくださっている方は「雪止め」に関して、何かしらの検討をされている方だと思いますので、最後までお付き合いいただき、ご参考頂けましたら幸いです。

標準装備の雪止め

新築施工をした際には、ほぼ標準で、上の画像や下の画像のような雪を止める金具が装着されます。

これがストッパーとなり、降り積もった雪が雪崩のように一気に下に落ちるのを防いでくれます。

落雪による被害

屋根に積もってから、時間が経過した雪は相当の硬さと重量があります。

それがもし、人に落ちてきたら…、隣の家のカーポートに落ちたら…、考えただけでもゾッとします。

実は、この落雪は標準装備の雪止めだけでは完全に防ぐことが出来ないのです。

「雪庇」による被害

上の画像は「雪庇」と書いて「せっぴ」と読む状態です。

雪山では強風の影響でせり出し、自重に負けて崩落するまで際限なく大きくなるため、誤って踏み抜いてしまうと落下の恐れがあるとても危険な現象です。

この雪庇が屋根にもたらす被害は様々で以下のものが挙げられます。

  • 落雪
  • 軒先の折れ
  • 溶けた雪による雨漏り被害

こまめに軒先をつついて落とす、という手段も考えられなくはありませんが、二階の屋根から自身が落下する危険があるのでおすすめは出来ません。

軒先用の雪止め

前置きが長くなりましたが、それらの被害から、屋根を守ってくれる雪止めをご紹介します。

各社から様々な商品が発売されていますが、本記事では一括りに「スノーストップ」と呼ばせて頂きます。

多く出回っているものは、幅約900mmの製品を横一列に軒先に配置した、このようなスノーストップです。

もし、これでは家の美観がちょっと・・・という方のために、もう少しスタイリッシュな商品も販売されています。

こちらのスノーストップは見た目以外にも、錆びずに長持ちする特徴がありますので、非常におすすめです。

雪止めのまとめ

落雪の被害が起きてからでは、後悔してもしきれません。

そうなる前に屋根の雪止め設置をご検討されてはいかがでしょうか?

スノーストップは、ホームセンターでも購入出来るので、装備と道具があれば、ご自身で取り付けることも可能です。

しかし、何度も申し上げますが、高所の作業には危険が伴います。

少しでも不安を感じるようであれば、屋根のプロである当社にお任せください。

ここで紹介したスノーストップ以外にも様々な提案が可能です。

お気軽にお問い合わせください。

© 2017 - 2024 建板工業株式会社, All rights reserved.