【リフォーム】外壁塗装と金属サイディング、どっちがいい?費用と耐久性で比較!

外壁のリフォームを検討していると、よく耳にするのが「外壁塗装」と「金属サイディング」。

どちらが本当に自宅に適しているのか、迷う方も多いのではないでしょうか? どちらにもメリット・デメリットがあり、建物の状態や今後のライフプランによって最適な選択が変わってきます。

今回は、費用・耐久性・メンテナンス性などの観点から、外壁塗装と金属サイディングを徹底比較し、それぞれの特徴と選び方をわかりやすく解説します。

1. 外壁塗装とは?

外壁塗装は、既存の外壁に塗料を塗り重ねて保護・美観を保つリフォーム方法です。

ヒビ割れや色あせを修復しつつ、住宅を紫外線や雨風から守る役割があります。

メリット

  • 比較的低コストで施工可能
  • カラーバリエーションが豊富
  • 工期が短め(約一週間程度)

デメリット

  • 約10年ごとに再塗装が必要
  • 劣化が早い素材だと下地ごと傷みやすい
  • 雨漏り対策としては限定的

2. 金属サイディングとは?

金属サイディングは、外壁の上に軽量な金属製のパネルを張り付ける工法です。

ガルバリウム鋼板など耐久性の高い素材が多く、断熱材が一体化した製品もあります。

メリット

  • 耐久性が高く、20〜30年持つ
  • 断熱性・防音性に優れる
  • 下地の劣化があってもカバーできる
  • 雨漏り予防にも効果的

デメリット

  • 初期費用が高め(外壁塗装の約2〜3倍)
  • 金属特有の見た目に好みが分かれる
  • 外壁の重量が増す場合もある

3. 費用の比較

項目外壁塗装金属サイディング
初期費用(30坪)約80〜120万円約200〜300万円
耐用年数約10年約20〜30年
メンテナンス頻度約10年ごとに必要ほぼ不要(点検のみ)
ランニングコスト(30年間)約240〜360万円初期費用のみでOKな場合が多い

※使用する塗料やサイディング材の種類、建物の状態によって変動あり。

4. こんな人には外壁塗装がおすすめ!

  • 初期費用を抑えたい
  • すぐにでも外壁の美観を整えたい
  • 色の自由度を求める
  • 10年以内に建て替えや売却を検討している

外壁塗装は費用面での負担が軽いため、短期的な視点でのメンテナンスには非常に向いています。

5. こんな人には金属サイディングがおすすめ!

  • 長期的に安心できる外壁にしたい
  • 雨漏りや断熱性も強化したい
  • 将来的なメンテナンスコストを抑えたい
  • 外観をガラリと変えたい

金属サイディングは、初期費用はかかりますが、30年以上メンテナンスフリーになることも多く、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。

6. 外壁リフォームを失敗しないために

どちらを選ぶにしても、重要なのは「今の建物の状態を正しく知る」ことです。

塗装が可能な外壁か、下地の劣化が進んでいないかなど、プロの診断を受けた上で最適な方法を選びましょう。

また、施工業者の実績や保証内容もチェックポイントです。

当社では、現地調査からお見積もりまで無料で対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

外壁塗装と金属サイディングにはそれぞれ異なる特徴があります。

費用だけでなく、耐久性や将来のメンテナンスも考慮して選ぶことが大切です。

“今の家に合った最善の選択”をするために、まずはプロの目による診断を受けてみませんか?

当社では、お客様一人ひとりに最適な外壁リフォームをご提案いたします。

建築板金のプロが解説!金属屋根・外壁・雨樋で家を守る方法

早いもので三月です。
厳しかった冬も終わりに近づき、山形も一歩一歩春に近づいてきました。

さて、皆さんはご自宅の屋根や外壁、雨樋についてどれくらい気にされていますか?

建物の外装は、日々の風雨や紫外線、雪などの自然環境から家を守る重要な役割を果たしています。

特に、金属屋根や外壁は耐久性が高く、メンテナンスも比較的容易なため、多くの住宅で採用されています。

しかし、「そろそろ屋根をリフォームしたい」「雨樋の調子が悪いけれど、どこに相談したらいいかわからない」といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

今回は、建築板金の専門業者として、金属屋根・外壁・雨樋の施工やメンテナンスの重要性、選び方、そして施工の流れについてわかりやすく解説していきます。

建築板金とは?

建築板金とは、金属素材を使用して屋根や外壁、雨樋を施工する専門技術のことを指します。

具体的には、

  • 金属屋根の施工(ガルバリウム鋼板・ステンレス・銅など)
  • 外壁の施工(金属サイディングや窯業系の外壁)
  • 雨樋の取り付け・交換・補修

などが主な業務です。

建築板金の技術は、家を長く快適に保つために欠かせません。

特に、金属屋根や外壁は耐久性が高く、定期的なメンテナンスを行うことで50年以上持たせることも可能です。

金属屋根のメリットと施工のポイント

① 金属屋根のメリット

金属屋根には、多くのメリットがあります。

  • 耐久性が高い → 風雨や雪に強く、長期間の使用が可能。
  • 軽量で耐震性に優れる → 建物への負担が少なく、地震の際の揺れを軽減。
  • メンテナンスが容易 → 塗装の塗り替えや補修が簡単。
  • デザイン性が高い → スタイリッシュで現代的な仕上がりに。

② 金属屋根施工の流れ

金属屋根の施工には、以下のような流れがあります。

  1. 現地調査・ヒアリング
    • 屋根の状態を確認し、最適な施工方法を提案。
  2. 古い屋根材の撤去(必要に応じて)
  3. 防水シート(ルーフィング)の設置
    • 雨漏りを防ぐための大事な工程。
  4. 金属屋根材の取り付け
    • しっかりと固定し、隙間なく設置。
  5. 仕上げと点検
    • 施工後の最終チェック。

定期的な点検を行うことで、長く安心して住み続けることができます。

外壁の金属サイディング・窯業系外壁施工のポイント

外壁も屋根と同じように、風雨や紫外線から家を守る重要な役割を持っています。

① 金属サイディングのメリット

  • 防水性・耐久性が高い → 雨水の侵入を防ぎ、腐食しにくい。
  • デザインのバリエーションが豊富 → モダンな雰囲気やクラシックなスタイルにも対応。
  • 断熱性に優れる → 断熱材と組み合わせることで、冬は暖かく夏は涼しい環境に。

② 施工の流れ

  1. 外壁の現地調査・プラン作成
  2. 既存の外壁の処理
  3. 下地の施工(防水シートや断熱材の設置)
  4. 金属サイディングの取り付け
  5. 仕上げと点検

外壁のリフォームは見た目だけでなく、家の耐久性を向上させる重要な施工です。

雨樋の役割とメンテナンスの重要性

雨樋は、雨水をスムーズに排水し、外壁や基礎を守る重要な役割を持っています。

① 雨樋のメンテナンスが必要な理由

  • 詰まりや破損を放置すると、雨漏りや外壁の劣化の原因になる
  • 適切な排水がされないと、建物の基礎部分が傷む可能性がある
  • 雪や強風で外れたり歪んだりすることがあるため、定期的な点検が必要

② 雨樋の施工と修理の流れ

  1. 現地調査・診断
  2. 雨樋の清掃・修理または交換
  3. 新しい雨樋の取り付け
  4. 排水テスト・最終確認

定期的な点検とクリーニングを行うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ ~建築板金のプロに相談を!~

金属屋根、外壁、雨樋は、建物の寿命を左右する重要な要素です。

しっかりとした施工と定期的なメンテナンスを行うことで、美しく丈夫な家を長持ちさせることができます。

当社では、豊富な経験と確かな技術で、お客様の大切な住まいを守るお手伝いをしております。

  • 「屋根のリフォームを検討している」
  • 「外壁の見た目を一新したい」
  • 「雨樋の不具合を修理したい」

こういったお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

無料相談・お見積もり受付中!

お客様のご希望に沿った最適なプランをご提案いたします。ぜひ、お問い合わせください!

山形の気候に適した外壁(サイディング)をご紹介

山形の気候と聞いて、まず頭に浮かぶのはやはり「雪」ではないでしょうか?

この記事では、雪を考慮した上で、コスト面、メンテナンス性、機能面を踏まえたサイディングのメリット・デメリットをご紹介していきます。

サイディングとは

あまり聞きなれない言葉ではありますが、外壁に使用する外壁材のことを指します。

塗り壁やレンガ造りとは異なり、一定サイズのボードを貼り付けていくことで、外壁の見た目を彩ることになります。

サイディングの種類

山形で主に使用されている外壁材についてご紹介します。

金属サイディング

名前の通り、鋼板を使った金属サイディングです。

コストはやや高めですが、メンテナンスフリーのため長期間に渡って使用できる外壁材です。

金属の特徴から防水性に優れています。

山形の雪の環境下では「金属サイディング」が最も適していると言ってもいいと思います。

窯業系サイディング

「窯業」と書いて「ようぎょう」と読みます。

特徴としては、デザインが豊富で見た目がとても華やかになります。

セメント質と繊維質から作られているため、耐震性・耐火性に優れている特徴があります。

コスト面も金属サイディングよりやや安価となっています。

しかし、デメリットもあります。

外壁材自体に防水性能はなく、表面の塗装により防水性を保っています。

そのため約7~8年に1度は外壁塗装をすることが推奨されています。

角波

角波(かくなみ)は正確にはサイディングではありませんが、外壁の候補のひとつに挙げられます。

金属サイディングや窯業系サイデイングは1枚1枚が規格品となっており、断熱材などが組み込まれ一つの製品になっているのに対し、角波は金属を折り曲げた加工品となっています。

そのためコストは上記の二つに比べ最も安価です。

しかし、断熱性が低い、防音性に劣るなどのデメリットもあります。

一般的に住宅にはあまり使用せず、倉庫や小屋、車庫などの外壁として用いられることが多いです。

外壁材のまとめ

いかがでしたでしょうか?

ご自宅の外壁工事のご参考になりましたら幸いです。

山形の気候という点においては、金属サイディングに軍配が上がるように思います。

当社、建板工業では今回ご紹介した外壁材(サイディング)の全てを施工可能です。

また、施工だけではなく材料のご相談にもお答え致します。

現地確認・お見積り費用はもちろん無料となっていますので、お気軽にお問合わせください。

社員一同心よりお待ちしております。

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