山形の気候と聞いて、まず頭に浮かぶのはやはり「雪」ではないでしょうか?
この記事では、雪を考慮した上で、コスト面、メンテナンス性、機能面を踏まえたサイディングのメリット・デメリットをご紹介していきます。
サイディングとは
あまり聞きなれない言葉ではありますが、外壁に使用する外壁材のことを指します。
塗り壁やレンガ造りとは異なり、一定サイズのボードを貼り付けていくことで、外壁の見た目を彩ることになります。
サイディングの種類
山形で主に使用されている外壁材についてご紹介します。
金属サイディング
名前の通り、鋼板を使った金属サイディングです。
コストはやや高めですが、メンテナンスフリーのため長期間に渡って使用できる外壁材です。
金属の特徴から防水性に優れています。
山形の雪の環境下では「金属サイディング」が最も適していると言ってもいいと思います。
窯業系サイディング
「窯業」と書いて「ようぎょう」と読みます。
特徴としては、デザインが豊富で見た目がとても華やかになります。
セメント質と繊維質から作られているため、耐震性・耐火性に優れている特徴があります。
コスト面も金属サイディングよりやや安価となっています。
しかし、デメリットもあります。
外壁材自体に防水性能はなく、表面の塗装により防水性を保っています。
そのため約7~8年に1度は外壁塗装をすることが推奨されています。
角波
角波(かくなみ)は正確にはサイディングではありませんが、外壁の候補のひとつに挙げられます。
金属サイディングや窯業系サイデイングは1枚1枚が規格品となっており、断熱材などが組み込まれ一つの製品になっているのに対し、角波は金属を折り曲げた加工品となっています。
そのためコストは上記の二つに比べ最も安価です。
しかし、断熱性が低い、防音性に劣るなどのデメリットもあります。
一般的に住宅にはあまり使用せず、倉庫や小屋、車庫などの外壁として用いられることが多いです。
外壁材のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ご自宅の外壁工事のご参考になりましたら幸いです。
山形の気候という点においては、金属サイディングに軍配が上がるように思います。
当社、建板工業では今回ご紹介した外壁材(サイディング)の全てを施工可能です。
また、施工だけではなく材料のご相談にもお答え致します。
現地確認・お見積り費用はもちろん無料となっていますので、お気軽にお問合わせください。
社員一同心よりお待ちしております。