先日、とある記事を目にしました。
内容は「屋根工事(修理)の押し売り営業」に関するものでした。
なかなか酷い内容でしたので、この記事で情報を共有させて頂いた上で、注意喚起させて頂こうと思います。
悪質業者の手口
「近くで工事をしているのでご挨拶に来ました」などと、フレンドリーな感じで訪問してくるようです。
次に、屋根の一部分を指して、「めくれているので、1,000円でいいので直しましょうか?」などと、格安の金額でその場ですぐに終わる工事を勧めてきます。
ここで、修理を依頼してしまうと、悪質業者としてはしめたものです。
屋根に上って格安修理をした後に、「全体的に修理が必要そうです」と、高額な見積もりを提示してきます。
実際に写真を撮ったものを見せてくることもありますが、その業者が故意に破損させた可能性もあることが恐い点です・・。
「保険が適用されます」も100%安心は出来ません
雪害や台風など、自然災害による破損などは、損害保険が適用されることも多々あります。
「保険適用=自費負担が減る」ことですので、保険を使うことは一般的なことですし、悪いことではありません。
しかし、このような業者は契約書の一部に注意書きを施し、適用保険額の数パーセント(35%など)を手数料として徴収する手口があるようです。
当たり前の話ですが、当社を含む正常な業者であれば、施工にかかる金額をご請求させていただくのみですので、手数料を請求するというお門違いなことは行いません。
ご契約の際は、契約書にも目を通されることを強くお勧め致します。
建築板金業者としての考え方
建築板金業界は、良くも悪くも金額などがオープンになっていないため、ある意味では「言い値が通る世界」とも言えてしまうかもしれません。
- ネットで価格水準を調べる
- 複数業者に相見積りして比較する
今でこそ、上記のような方法で法外な請求をある程度回避することが出来ますが、一昔前は「信用」によって成り立っていたのが、建築業界だと思います。
当社ではそのような信用を裏切らないためにも「仕事に応じた適切な金額、そして金額以上の水準の仕事をご提供」という誓いのもと、仕事をさせて頂いております。
ですから、一部の悪質な業者のせいで、建築板金業界全般に悪いイメージを持たれてしまうことが残念でなりません。
まとめ
悪質な業者の手口について情報を共有させていただきましたが、ここに書いたことが全てではないと思います。
特に訪問営業などには、お気を付けていただければと思います。
もし、屋根のことでお困りごとがございましたら、お気軽に当社にご相談ください。