年が明けて、早8日が過ぎてしまいましたが、明けましておめでとうございます。
本年も建板工業株式会社をどうぞよろしくお願い致します。
さて、既にタイトルにも書きました通り、当社では新たな機械を導入し、さらなる生産性の向上を実現致しました。
本記事では、その様子と効果をご紹介させて頂き、ユーザビリティの向上をお約束するとともに、新年のご挨拶とさせて頂きたく存じます。
TOYOTA L&F Rinovaを導入
画像のような「電動フォークリフト」を導入しました。
TOYOTAの特設サイトを見ると、4機種がラインナップされていますが、当社では操作性はもちろんのこと、安全性を考慮して防爆タイプというものを購入しました。
充電式のバッテリーで駆動するため、動作音も静かで、夜間の作業でも近隣の方に迷惑を掛けることはありません。
このRinovaが工場内を隅々まで移動できるように、従来の機械の配置を全て見直しました。
それによって、計り知れないほど生産性が向上しました。
「運ぶ負担」が劇的に軽減
導入の最も大きな理由は「材料の重さ」にあります。
我々が使用する屋根材(鋼板)は、主に0.35mm〜0.8mm程度の厚さの鉄です。
数字だけ見れば、1mmにも満たないですが、これが非常に重いです。
これまでは、仕入れ業者から納入された材料を、パレットから、切断機や折り曲げ機の場所まで運び、加工後には、現場に持ち込むためのトラックに積み込むために運ぶ。ということを全て手作業で行っていました。
一枚や二枚ならいいですが、数十枚、数百枚ともなると、相当の時間が割かれていました。
効果は時間の短縮だけではありませんでした。
職人たちの身体的な負担の軽減に加え、「加工」という作業に100%集中できるようになったため、これまで以上に精度が向上しました。
「高低差がない」ことのメリット
切断機や折り曲げ機の加工部分は、地上高約1mの位置にあります。
これまでの手作業では、加工後に床に直置きしたパレットに材料を一旦置き、梱包・養生を行う流れでした。
この作業を、待ち構えたRinovaによって、ほぼフラットな環境でシームレスに行えるというのは、身体的な負担はもちろん、加工品の小さい傷の減少という観点から見ても、メリットしかありませんでした。
まとめ
ここまでお伝えしました通り、TOYOTAのRinovaを導入したことで、当社の生産性は飛躍的に向上しました。
それによって、これまでのキャパシティを超える案件対応を、これまで以上の精度で実現できるようになりました。
当社では、お客様ファーストの精神で、今後も仕事をさせて頂きます。
屋根・壁など、住宅の板金建築のことでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。