【技術に自信あり】難しい形状の屋根にこそ、職人の腕の良し悪しが明確に現れます

手前みそではありますが、当社の職人は「確かな腕を持っている」と自負しております。

この記事では、当社が手掛けた「難しい形状の屋根」の一例をお見せしたいと思います。

板金職人とは

上の画像をご覧いただくと、屋根が上から下に向かって真っすぐ流れていることが分かると思います。

このような屋根の形状を「片流れ」と呼びます。

片流れの屋根は、施工が比較的簡単で、基本的にどの業者が施工を行っても大きな差はありません。

対して、複雑な形状の屋根は、一般的に施工が難しく、「施工の可否」「納まりの綺麗さ」「雨や雪への耐久性」など、あらゆる面で職人の腕が試されます。

それらを考慮しながら、最適な施工を行ってこそ、一人前の板金職人と呼べると思っております。

山あり谷あり

こちらは、当社が施工させて頂いた、山あり谷ありの複雑な屋根です。

山あり谷あり、とは困難であることの比喩ではなく、屋根の部分の名称を指すのですが、もう少し詳しくご説明します。

オレンジ色で囲んだ部分を「谷」と呼びます。
雨水は、山の頂点から屋根の上を流れ、谷に集約され、雨樋に排水されていきます。

屋根の形状が複雑になると、谷部材の使用箇所も増える傾向にありますが、この物件では、10本もの谷を施工致しました。

谷が必要になる理由などは割愛させて頂きますが、10本は稀に見る多さです。

ここだけの話、施工時に手が痛くなりました・・。
(曲げたり、掴んだりの繰り返しなので)

パズルを解くように

難しい形状の屋根は、頭を悩ませると同時に、肉体的な疲労も大きいです。
しかし、そこにこそ、仕事のやりがいと面白さが存在するとも思っています。

施工前にパズルを解くようにイメージを膨らませ、実際に思い描いた通りに施工が完了することは職人冥利です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
当社が施工を担当した物件の一部をご紹介させて頂きました。

記述させて頂いた通り、当社は、複雑で難しい屋根も着実に施工をさせて頂いております。

文章では伝わりづらい部分もあったかもしれませんが、屋根のことで、お困りの方は、安心して当社にお任せください。

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