今年も残すところ1ヶ月程度となりました。
冬と言えば、あいつがやってきます。
そうです。雪ですね。。。
雪が屋根に及ぼす悪影響は様々です。
以前の記事で山形で雨樋修理が必要な状況について解説させて頂きましたが、修理後、なるべく長持ちさせるためのアイテムをご紹介します。
雨樋の設置方法
山形では半円状の雨樋(軒樋)を釣針と呼ばれる金具で支える方法が一般的です。
その際、用いられる金具がこちらです。
穴の部分を釘を打ち込んで設置します。
この金具は昔から広く使われているもので、悪い金具ではありません。
しかしながら、豪雪時の重さに耐える十分な強度を持っているかと言うと残念ながらそうとは言い切れません。
強度の高い金具
上の画像は高強度金具の一例ですが、造り自体の違いと、下に支え金属が付くことで、十分な強度を誇ってくれます。
もし、雨樋の交換や修理の際にはこういった高強度金具も選択肢のひとつとして、お考えいただければと思います。
高強度金具の注意点
高強度金具は確かに耐久性に優れているものではありますが、ひとつだけ注意点があります。
そもそも、金具は破風板と呼ばれる木材に釘で固定するのですが、住宅の老朽化が進み、破風板が脆くなっている場合、そこに高強度金具で雨樋を取り付け、雪が降った場合、破風板ごと外れて落下してしまう可能性があります。
いっそ、破風板の木材を新しくしてしまうという手もありますが、工事が大掛かりになり、費用がかさんでしまいます。
その点は、業者とよく相談して決めることをお勧めします。
まとめ
雨樋の高強度金具について、紹介させて頂きました。
今回ご紹介できていない金具などもございます。
当社では、お客様の住宅の具合と、予算感を加味した最適なご提案をさせて頂きます。
雨樋修理を検討される際は、ぜひ建板工業株式会社にお問合わせください。