【2023年2月中旬の状況】寒の内を過ぎた山形市内は雪による被害報告は昨年よりかなり少ないです

昨年は「大雪」と「日中の気温が上がらない」ことによる雪害が多く発生しました。

今年は、年の初めこそ雪が多かったものの、日中暖かくなる日も多く、適度に降っては程よく溶けてを繰り返しているため、屋根の雪による雪害はあまり発生していません。

そうは言いましても春がくるまで油断できないのが雪国です。

この記事では、あと一ヶ月ちょっとの間に降った雪に対する、ご自身でできる住宅のセルフケアについてお伝えしようと思います。

軒先の雪を落としてあげる

これまで何度かお伝えしておりますが、軒先の雪が日中溶けて、夜に固まってを繰り返すことで、雪庇と呼ばれる張り出しが形成されます。

上の写真はさすがに張り出しが多過ぎますが、この状況は屋根に深刻なダメージを与え、最悪、軒先が折れて落ちてきてしまうことがあります。

そうならないためにも、日中から夕方の少し暖かい時間帯に、長い棒などで突いて雪を落としてあげるだけでも、ダメージを大きく軽減することが出来ます。

ただし、くれぐれも頭上の落雪にご注意ください。

雨樋からの水の流れを確認

特に北側の屋根に多いのですが、雨樋から縦に水が流れ地面に排水する竪樋(たてどい)が凍っていないかを確認してみてください。

これは、竪樋付近の雪が片付いていなかったり、軒樋の中が落ち葉などの堆積物で汚れていたりすることに加え、全く日が当たらないことで、排水されるはずの水が樋の中で凍ってしまうことが原因で発生します。

長期的に見ると、この状況は雨樋へのダメージに繋がりますので、まずは竪樋付近にはあまり雪を置かないようにし、晴れた日などにドライヤーを遠めから当てるなどして氷を溶かして、排水を促してあげてください。

最終的には当社にお尋ねください

雪や氷に対するセルフケアについてご紹介させていただきましたが、やはり最終的には、我々板金業者の力が必要になる場面もあるかと思います。

その際は、お気軽にお問い合わせください。

当社は見積もり、現場確認などは一切費用を頂戴しておりませんので、ご安心ください。

【2022年新年のご挨拶】雪害による「軒折れ」と「雨樋の破損」にご注意ください

明けましておめでとうございます。
(すでに1月11日ですが・・・)

本年も、建板工業株式会社を宜しくお願い致します。

さて、今年の山形は昨年末から雪が積もり始め、年が明けてもなお、少し融けては、また降り積もり、例年に比べて雪かきの頻度が多くなっているのが現状です。

屋根の雪降ろし

駐車場や、人が歩く場所を雪かきするだけでも大変ではありますが、画像のように軒折れてしまう前に、屋根にも目を向けてあげてください。

降り積もった雪が、日の差す日中に融け、次第に軒先から張り出してきます。

この張り出した状態を雪庇(せっぴ)と言いますが、長めのスコップなどで少し突いて落としてあげるだけでも、被害を防ぐためには十分効果的です。

ただ、屋根に積もった雪は想像以上に固くなっているので、自分に落ちてこない立ち位置を考慮しながら落とすことを忘れないで頂きたいです。

雪庇を防ぐために

山形市内は豪雪地帯ではないため、雪庇防止として、軒先雪止め金具の設置をおすすめします。

詳しくは以下の記事をご覧いただけましたら幸いです。

雪害による雨樋の破損

積雪は雨樋に対しても被害を及ぼします。

当社では、再発防止のために雨樋の固定具に強化金具を使用しています。

また、元の釘穴から軒先への水の進入を防ぐためのコーキングによるケアも丁寧に行わせて頂いております。

当社の雨樋施工の様子は以下をご覧いただけましたら幸いです。

まとめ

2022年は積雪が多いスタートとなりました。

これまでの経験上、今年は雪の被害が多く出そうな予感がします。

雪害を未然に予防できることが最善ではありますが、万が一「軒折れ」や「雨樋が破損」してしまったという方は、まずは当社にご相談下さい。

無料で現地調査、見積もりを行った上で最適な施工を実施させて頂きます。

水滴が垂れる雨樋を自分で修理する方法

山形では今年、例年以上に雪が降り、ご自宅の屋根に雪が残っている方も多いと思います。

日中の暖かさで溶けた雪が、雨樋にひっきりなしに流れていきます。

すると、雨樋の所々から、ポタポタと水が滴り落ちる光景を目にすることも…。

そうです。
雨樋に空いた小さな穴や、亀裂から水滴が垂れてきているのです。

この記事では、そのような雨樋を応急処置的に修理する方法についてご紹介します。

市販のテープを使う

引用元:ニトムズホームページ

水気をしっかりふき取った雨樋に、付属のヘラを使って、外面にしっかり密着させていきます。

比較的安価なため、応急処置としては十分です。

ただし、テープの色が茶色のため、他色の雨樋に使用した場合目立ってしまいます。

茶色の雨樋に使用した場合も、全く同じ色ではないため、補修したのが分かってしまうデメリットがあります。

コーキング材で補修

コーキングとはボンドのようなもので、コーキングガンと呼ばれる専用の道具を使って補修していくものです。

使い方に少しコツがいりますが、雨樋の内側に塗っていくことで、テープと違い見た目に修理した後が分かりにくくなるメリットがあります。

コーキングは種類が豊富なため、悩んだら「シリコン系」と表記のあるものを選びましょう。

ただし、コーキング材は空気に触れ、乾燥すると固まってしまうため、余ったものを保管しておく、というのはよほど気を付けないと難しいかもしれません。

あくまで応急処置

上記で紹介した方法は、あくまで応急処置とお考え下さい。
補修をしたからと言って、ずっと安心ということにはなりません。

そもそも、穴や亀裂が出来た雨樋は、経年劣化によるものですので、交換時期が来たサインと取ることも出来ます。

また、ご自身で脚立やはしごによる高所作業を行うという事は、危険を伴います。

危険を感じる前に、雨樋修理および交換は当社にお任せください。

現状確認、お見積りは無料となっておりますので、お気軽にお問合わせをお待ちしております。

山形の雪は雨樋の大敵!壊れにくくするアイテムをご紹介

今年も残すところ1ヶ月程度となりました。

冬と言えば、あいつがやってきます。
そうです。雪ですね。。。

雪が屋根に及ぼす悪影響は様々です。

以前の記事で山形で雨樋修理が必要な状況について解説させて頂きましたが、修理後、なるべく長持ちさせるためのアイテムをご紹介します。

雨樋の設置方法

山形では半円状の雨樋(軒樋)を釣針と呼ばれる金具で支える方法が一般的です。

その際、用いられる金具がこちらです。

穴の部分を釘を打ち込んで設置します。

この金具は昔から広く使われているもので、悪い金具ではありません。

しかしながら、豪雪時の重さに耐える十分な強度を持っているかと言うと残念ながらそうとは言い切れません。

強度の高い金具

上の画像は高強度金具の一例ですが、造り自体の違いと、下に支え金属が付くことで、十分な強度を誇ってくれます。

もし、雨樋の交換や修理の際にはこういった高強度金具も選択肢のひとつとして、お考えいただければと思います。

高強度金具の注意点

高強度金具は確かに耐久性に優れているものではありますが、ひとつだけ注意点があります。

そもそも、金具は破風板と呼ばれる木材に釘で固定するのですが、住宅の老朽化が進み、破風板が脆くなっている場合、そこに高強度金具で雨樋を取り付け、雪が降った場合、破風板ごと外れて落下してしまう可能性があります。

いっそ、破風板の木材を新しくしてしまうという手もありますが、工事が大掛かりになり、費用がかさんでしまいます。

その点は、業者とよく相談して決めることをお勧めします。

まとめ

雨樋の高強度金具について、紹介させて頂きました。

今回ご紹介できていない金具などもございます。

当社では、お客様の住宅の具合と、予算感を加味した最適なご提案をさせて頂きます。

雨樋修理を検討される際は、ぜひ建板工業株式会社にお問合わせください。

山形で雨樋修理が必要な状況について

雨樋とは

雨樋は住宅において、正直あまり見栄えのいいものではありません。

そして、普段から雨樋を気にして見ているという方は、ほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。。

そんな影の薄い雨樋ですが、住宅にとって非常に重要な役割を担っています。

雨水の排水処理

一番大きな役割は、降った雨水を集約して適切に排水してくれることです。

もしも、雨樋がない場合の家を想像してみてください。

軒先からボタボタと水が下に落ちていきます。
そして、地面が土であれば次第にえぐれていきます。

地面がアスファルトだからと言って安心は出来ません。
地面に落ちた水が跳ね返り、壁や窓を汚していきます。

雨樋の修理目安を3つご紹介

雪による被害

山形で最も多いのは、やはり雪による被害です。

雪の重みに耐えかねて、雨樋を支える金具が曲がってしまい、ひっくり返ってしまいます。

さらに酷い場合は、金具が外れ、雨樋が地面に落ちてしまいます。

この場合は排水処理が適切に行われなくなるので、明らかに修理が必要です。

必ずしも交換と言うわけではなく、金具の調整だけで直る場合もありますので、ご自宅がそのような状況になっている方は、一度お問合わせください。

劣化によるもの

具体的に何年経ったら交換という正確な目安はありません。

ただし、設置から10年以上が経過している場合は、いつでも交換を考えてもいい時期と言えます。

「雨樋が錆びてそこから水が垂れてくる」「様々な箇所が変形してしまっている」という状況であれば修理をご検討ください。

費用面で考えても、全てを交換するよりも定期的にメンテナンスを行う方が、結果的にはお安く済む場合もありますので、気になる点がありましたらお問合わせください。

落ち葉や汚れによる詰まり

ご自身でパッと見て分からない厄介な症状がこちらです。

見分ける目安としては、大雨の日に雨樋の特定の箇所から水が溢れている場合は詰まりの可能性があります。

雨樋の詰まりがもたらすものは、雨水の逆流です。

屋根は上から下への水の流れには強いのですが、下から上への流れには構造上、とても弱いのです。

軒先から水が浸入し、最悪の場合雨漏りの原因となります。

そうなる前に気になる点がある方はお問合わせをお待ちしております。

雨樋修理に関するまとめ

いかがでしたでしょうか?

山形は夏暑く、冬にはたくさんの雪が降ります。

それらによって雨樋は少しずつダメージを受けていることも事実です。

大切な家ですので、この機会に雨樋がどうなっているかをご覧になられてはいかがでしょうか。

もし、不具合がある場合は建板工業が適切に修理させて頂きます。

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