【荷上げの様子をご紹介】仕事に優劣はありませんが大型物件は気持ちが引き締まります

本日は、2024年5月6日です。

ゴールデンウィークも最終日ということで、少し寂しい気もしますが、明日からの通常営業に向けて気持ちを切り替えていこうと思います。

さて、当社は建築板金業者でございます。

一般住宅の施工の他に、工場や店舗など、大型物件の屋根工事を施工させていただくこともあります。

この記事では、現場の荷上げ風景を写真付きでご紹介したいと思いますので、よろしければ最後までお付き合いください。

「荷上げ」とは

我々の仕事場は、お客様の建物の屋根の上です。

屋根材の重量は、使用する鋼板の厚さや、長さによって決まりますが、およそ数kgから、場合によっては100kgを超えるものを複数枚使用します。

材料が比較的軽量の場合には、人力で屋根の上に運ぶこともありますが、写真のような大型物件の場合、クレーンを使用して上げることとなります。

手前の職人がロープを引っ張っていますが、何をしているか分かりますか?

重量物をクレーンで空中に吊り上げた際に、風やアームの移動に影響を受け、材料が左右に大きく揺さぶられます。

それをロープを引っ張ることで、可能な限り制御しています。

足場に激突したり、落下などという最悪の事態にならないために、経験と臨機応変な対応が求められます。

屋根の上にも職人が数名待ち構えており、材料を適所に配置することになります。

一度場所を決めたら、手で動かすということは出来ないため、こちらも慎重を期します。

ここまでの一連の流れを荷上げと言い、最も危険な工程の一つであるため、荷上げが終了すると一先ずホッとします。

現場でしか見ることの出来ない絶景

この様子(景色)を間近で見ることが出来るのは、職人の特権だと思っています。

クレーンの動きや音は、近くにいると本当に迫力があります。

また、見上げた先には、太陽、材料、職人などなど。
コントラストに神々しさすら感じます。

仕事に優劣は無し

タイトルにも書きましたが、当社は仕事に優劣は付けていません。
どの物件も100%の力で施工させて頂いております。

そうは言っても、大型物件は、危険度や危機管理、万が一の事故の甚大さが計り知れないため、自ずと、気が引き締まります。

車の運転に例えると、近所に買い物に行くのと、精密機械を積んで長距離ドライブするのでは、安全運転以外の気の持ち用が異なると思います。

何が言いたいか分からない文章になってしまいましたが、時折、大型物件をこなすことで、気が引き締まるため、いい意味で、日々ちょうどいい緊張感を持って仕事に取り組むことができています。

「慣れ」や「慢心」は事故のもとだと思いますので。

まとめ

大型物件の荷上げ風景をご紹介しました。

これまで当社が大きな事故もなく仕事を続けてこられたのは、従業員一同、材料納入業者様、その他クレーン等の機械業者様など、様々な方々の細心の注意によるご協力があるからこそです。

本当に感謝しています。

これからも、屋根・外壁・雨樋、建築板金のプロフェッショナルである建板工業株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。

大型物件の折板施工について

工場や店舗などの大型物件の屋根には折板が用いられることが多いです。

当社は豊富な経験と数多くの職人によって、折板の施工を最も得意としております。

折板とは

一般住宅の屋根に使われる鋼板の約2倍の厚さのものを使用し、耐久性に優れています。

また、耐風性や防水性にも優れているため、工場や大型店舗のように「長い屋根」にとても適しています。

コストが抑えられるメリットがある

折板屋根は一般住宅に用いられる野地板を必要としません。
(画像のような屋根に対して横に張っていく板のことです)

そのため、トータルコストが削減できます。

また、施工性が良いため、工期が短くなるメリットがあります。

工事に掛かる人員

大型物件となると、一人や二人で施工するのは非常に困難です。

ある程度の人員で作業するのが一般的です。

よって、全ての板金業者が施工を手掛けられるわけではありません。

当社の強みは経験豊富な数多くの職人たちですので、あらゆる大型物件の施工が可能です。

大型物件以外の用途

折板の使用は大型物件に限ったものではありません。

雪の多い山形では、カーポートなどにも利用されます。

プラスチック製のカーポート屋根と比較すると、強度は格段に上がります。

まとめ

折板屋根の用途やメリットについて記載しました。

当社では必ずお客様にご満足いただける施工を実施します。

ぜひお問合わせ、ご用命をお待ちしております。

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