【施工実績をご紹介】自治会様からお問い合わせを頂戴し、要望に応じた施工を実施させていただきました

当社は、主に建築板金業を営む会社ではありますが、この度、とある自治体様から、一風変わったお問い合わせを頂戴しました。

最終的には、施工まで執り行わせていただき、大変ご満足頂けました。

本記事では、その際の様子を紹介させて頂こうと思います。

「用水路の清掃負担を軽減したい」というご相談

上記の画像のように、用水路は自然に晒された状態で存在していました。

そのため、「落ち葉」や「泥」などが堆積し、それらを定期的に清掃するのが、重労働であるため、なんとかして欲しいというお問い合わせを頂戴しました。

詳細は伏せますが、今般、お問い合わせいただいた某自治会様は、過疎化が進む地域にあるため、必然的に「ご高齢の方が作業をしなければならない」状況にありました。

3パターンのお見積りをご提案

「なるべく予算を抑えたい」とのことでしたので、3つの見積もりのうち、最もコストが掛からない内容で、施工を実施させていただきました。

ポリカーボネートと呼ばれる、プラスチックの材料を用水路の幅に合わせてカットし、取り付けをしていきました。

気になる耐久性ですが、プラスチックだからと言って侮れません。
波状に成型されていることで、耐衝撃強度はとても高いです。

同じ厚みのガラスやアクリル、塩化ビニールなどと比較すると、およそ20〜200倍の強度というデータがあるようです。

当社は「建築板金業者」であり「職人集団」でもあります

Wikipediaで「職人」を検索すると、「自ら身につけた熟練した技術によって、手作業で物を作り出すことを職業とする人のこと」という結果が表示されます。

もちろん、上記の内容は大義として当てはまりますが、もっと素直に職人の根底には「問題に対して自分の持てる力や知恵、技術を総動員して解決したい」という心意気があります。

今回、自治会様から頂戴した案件は、一見すると、建築板金業を営む当社とは無関係のようにも思えます。

しかし、当社のホームページに辿り着き、お問い合わせを下さったお客様の要望をぜひ叶えたいと思い、知恵を絞り、施工させていただいた次第でございます。

さすがに「野菜や米を売ってくれ」という要望にはお応えできませんが(笑)、「この問題はどの業者に聞けばいいんだろう?」とお悩みの際は、まずはお気軽に当社にお問い合わせください。

まとめ

一風変わった施工実績をご紹介させていただきました。

冒頭でもお伝えした通り、ご依頼者様にご満足頂けて本当に良かったと思っております。

この場を借りて、自治会様には改めてお礼を申し上げます。

この度は、当社をお選び頂き、誠にありがとうございました。

【雨樋に溜まった落ち葉】放っておいて雨樋がダメになってしまう前に対策を講じましょう

早いもので11月、今年も残りわずかとなりました。
市街地ではまだ積雪はないものの、そこら中に落ち葉が舞う季節です。

駐車場や家の前に溜まった落ち葉は、ほうきなどで片付けをすると思いますが、屋根(特に雨樋)の落ち葉を片付けているという方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?

実は雨樋に溜まった落ち葉は、かなり厄介です。
最悪の場合、雨樋を全交換という事にもなり兼ねません。

この記事では、溜まった落ち葉がもたらす「悪影響」と「解決策」について、ご紹介していきます。

溜まった落ち葉はどうなるのか

まず、屋根に乗ってしまった落ち葉の一部は、風によって飛ばされ地面に落ちます。

残ってしまった落ち葉は、雨の日などに一気に雨樋の中に溜まっていきます。

一度溜まってしまった落ち葉のほとんどは排出されず、留まってしまいます。

そして、いずれ朽ち果て、腐り、こびりついた泥のようになって雨樋に蓄積されていきます。

落ち葉が排出されない理由

写真を見て頂くと分かる通り、雨樋というものは屋根からの雨水を滞りなく受け止めるために、地面とほぼ垂直に取り付けします。

取り付けの際、我々のような板金施工業者が、水が流れ、排水される角度(傾き)に調整して施工します。

その傾きが「水は流れるが落ち葉を押し出すほどではない」という絶妙なものとなっています。

その程度の傾きにする理由は、木造建築の構造によるものと言う理由の他に、美観を損ねないため、というものもあります。

雨樋に溜まった「汚れ」が及ぼす影響

落ち葉が泥などの汚れとなり、留まってしまう事で、その部分は常時湿っているような状態になってしまいます。

そして、それらが壁の役割を果たし、雨が降った際にも下に排出されず、次第にダムのようになっていってしまいます。

鉄製の雨樋にとって、水がたまり続けることは致命的です。
最悪の場合、写真のように腐食し、錆びて穴が開いてしまいます。

写真ほどの穴が開いていなくても、ちょっとした亀裂からでも、水は下に垂れ落ちてしまいます。

さらに、そういった箇所には「つらら」も出来やすくなるため、雨樋を悪い方へ、どんどん導いてしまいます。

一度、ご自宅の雨樋をご確認されることをおすすめします。

雨樋を守るために出来ること

最も効果的な手段は「定期的な清掃」です。

屋根に上ったり、ハシゴを掛けての作業は危険を伴うので、ご自身で行うことは推奨出来ませんが、定期的(最低でも半年に一回)に雨樋のゴミを取り除き、要らなくなったタオルなどで泥を拭きとるというのが、雨樋を長持ちさせる秘訣です。

もしくは、新品の雨樋取り付け直後に、画像のような「落葉よけネット」を設置することも効果があります。

一見、ただの網ですが、落ち葉などの大きなゴミをネットの上部に留め、水のみを雨樋に流す効果があります。

ネットの上部に溜まった落ち葉は、次第に乾燥し、そのうち地面に落下します。

落葉よけネットは高価なものではありませんし、設置するのとしないのとでは、歴然の差が出るため、非常におすすめです。

まとめ

ここまでお伝えさせて頂きました通り、秋の季節は「たかが落葉、されど落葉」です。

大切なご自宅を少しでも長持ちさせるために、雪が降る前に一度雨樋の確認をされてみてはいかがでしょうか?

当社は「屋根・外壁・雨樋」のプロフェッショナルですので、適切な施工や、方法をご提案させて頂きます。

気になる点がありましたら、お気軽にご連絡をお待ちしております。

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